妊娠 悩み

妊娠のことなら!!【妊娠大事典】>妊娠中の心配事5

 

 

妊娠中の心配事>妊娠 不眠

 

妊娠 不眠

妊娠中はしっかり休まないといけないことは分かっているのに、夜ぐっすり眠れないのは辛いことですよね。妊娠中の不眠は特に後期によく見られる傾向で、まれに初期にも不眠になってしまう人がいます。妊娠初期はプロゲステロンという黄体ホルモンのはたらきによって、常に眠気を感じる人が多いのですが、逆になかなか眠れないという人もいます。つわりや腰痛、イライラなどの妊娠初期症状で、安眠を妨げられるためだと考えられます。

 

妊娠後期は眠気を誘うプロゲステロンの分泌量が徐々に減り、脳を活性化させるエストロゲンの分泌量が増えるため、不眠になりやすい状態です。また、お腹が大きくなることで寝苦しさを感じる、頻尿で夜中に目が覚める、出産間近で精神的に不安などの原因も考えられます。眠れない時に「眠らなきゃ!」とプレッシャーを感じても、ますます眠れなくなります。

 

不眠の解消には、「いかにしてリラックスできる状態を作るか」が大切です。寝る前に入浴すると、体温が下がりかける時に体は眠気を感じやすいです。また、ストレッチや体操など、ゆったりとした運動も良いでしょう。寝る前のホットミルクは空腹を満たして体を温める効果があります。アロマに興味がある人は、ラベンダーが妊婦の不眠に効くそうですよ。

 

 

妊娠中の心配事>妊娠糖尿病 症状

 

妊娠糖尿病とは、妊娠をきっかけとして血糖値が高くなるなどの糖尿病の症状があらわれることをいいます。妊娠後初めて糖尿病になることを「妊娠糖尿病」、もともと糖尿病の人がそのまま妊娠することを「糖尿病合併妊娠」といいます。妊婦の2%が妊娠糖尿病にかかるとされ、母体や胎児に深刻な影響を及ぼす病気です。

 

<妊娠糖尿病の症状と影響>

  • 血糖値の上昇
  • 妊娠高血圧症候群
  • 羊水過多症
  • 尿路感染症
  • 巨大児
  • 新生児の低血糖
  • 高血圧、むくみ、貧血の悪化 
  • 流産、早産、難産のリスク増大

一般的に妊娠糖尿病は普通の糖尿病よりも血糖値は高くならず、ひどい高血圧や動脈硬化などの症状を引き起こすことは少ないとされています。一時的な症状とされる妊娠糖尿病ですが、胎児に与える影響は大きく、悪化すると出産後に本当の糖尿病に移行することがあります。妊娠糖尿病は出産後には症状がなくなることが多いのですが、出産に弊害の多い病気ですので、早期の治療が必要です。

 

主な治療は食事療法と運動療法です。症状によっては薬で血糖値をコントロールします。これは普通の糖尿病治療とあまり違いはありません。糖尿病には体質が大きく影響します。妊娠前から血糖値が高かった人は、妊娠中に特に気をつける必要があります。もともと糖尿病の人は、できれば治療し改善してから妊娠するのが望ましいです。

 

 

妊娠中の心配事>妊娠 ニキビ

 

妊娠 ニキビ

いままでニキビなんてほとんどできなかったのに、妊娠したら急にニキビ(大人だから吹き出物?)が増えた、という経験はありませんか?妊娠すると皮膚が敏感になってさまざまな肌トラブルを引き起こしますが、ニキビもそのひとつです。ただでさえマイナートラブルの多い妊娠中に、顔にポツポツができたら憂鬱ですよね。なぜ妊娠中はニキビができやすいのでしょうか?また、どうすれば改善できるのでしょうか?

 

妊娠中はホルモンの働きによって血液の量が増加し、血行が良くなります。すると皮膚の下にあるさまざまな腺もその働きを活性化させます。皮脂線であれば皮脂の分泌を増加させ、汗腺であればいつもより多く汗をかき、色素をつくる腺はより色素を沈着させます。妊娠中にニキビができたり、汗っかきになったり、シミやそばかすが増えるのはこのためです。

 

この症状は妊娠初期から妊娠中期にかけて多く、妊娠後期から出産にかけてはおさまってきます。しかし後に残るのもイヤですから、なるべくニキビにならないように心がけたいですよね。生活スタイルや食生活を改善するだけでもずいぶん肌の状態は変わってきますよ。まず、規則正しく質の良い睡眠です。夜更かしはニキビの栄養源です。次に食生活。甘い物やジャンクフード、辛くて刺激の強いものを控え、ビタミンや亜鉛、コラーゲンの豊富な食品を選びましょう。あとは洗願などのスキンケアも重要です。

 

妊娠中の心配事>妊娠 肩こり

 

妊娠中の肩こりは、腰痛と並んでメジャーな悩みです。妊娠前から肩こりだったのがさらに悪化したという人が多いのですが、妊娠して初めて肩こりになったという人もいます。肩こりが悪化すると頭痛や吐き気を引き起こし息苦しさやしびれを感じることがあります。また、首や腰は肩とセットのようなもので、肩こりがあれば首のこりや腰痛を併発することも珍しくありません。妊娠中に肩こりが頻発する原因は、例えば以下のようなものです。

 

<妊娠中の肩こりの原因>

  • 運動不足による血行不良
  • お腹が大きくなることによって重心が変化
  • 胸が大きくなることによる肩への負担
  • 同じ姿勢でいることが増える
  • 不安や心配ごとの増加によるストレス
  • 睡眠障害による疲労回復の遅れ

肩こりは慢性化することが多く、慣れてしまって我慢する人が多いのですが、身体的な辛さは精神的なストレスになり、それがまた身体的症状として返ってきます。健康的な妊娠生活と出産のために、肩こりもできるだけ早く治すに越したことはありません。

 

ちなみに肩こりや腰痛などの際によく処方されるモーラステープは、厚生労働省によって、2014年3月に妊娠後期の妊婦への処方が禁じられるようになりました。湿布に含まれるケトプロフェン成分によって、胎児に肺高血圧症を引き起こすことが分っています。肩こりの解消のために必要なことは、血行を良くすることです。血行を良くするには、体操やストレッチ、カイロやストレッチで温める、ゆっくり入浴するなどが効果的です。1日で治すことは難しいので、毎日無理なく続けることが大切です。

 

 

妊娠中の心配事>ヘルペス 妊娠

 

ヘルペス 妊娠

ヘルペスとは、ヘルペスウィルスに感染することによって皮膚に水疱ができる病気のことです。「疱疹」とも呼ばれます。最初は患部が赤くなってかゆみやヒリヒリを感じ、やがて小さな水疱が出てきて次第に大きくなります。口の中や唇、外陰部、目、指などが出現しやすい箇所です。

 

妊娠中にヘルペスウィルスに感染することは、大きな問題があります。特に妊娠30週以降に初めて性器ヘルペスに感染した場合は、出産時に赤ちゃんが感染して新生児ヘルペスになる恐れがあります。新生児ヘルペスは、全身型の場合、抗ウィルス剤などの治療を行ったとしても致死率が約40%ある大変恐ろしい病気です。

 

ヘルペスウィルスは産道にも侵入するため、出産時に感染する産道感染が多いのですが、まれに妊娠中に母子感染する胎内感染もあります。また、出産後にヘルペスに感染している人からうつされる水平感染もあり得ます。新生児ヘルペスを防ぐためには、まずお母さんが妊娠中に感染することを予防しなければいけません。ヘルペスはあらゆる性行為によって感染します。セックスはもちろん、キスでも感染します。また、食器やタオルからも感染するので、妊娠中はパートナーが感染していないかどうか確認が必要です。もし出産間近に感染してしまったら、胎児が産道をとおらずに済むように、帝王切開がすすめられます。

 

 

妊娠中の心配事>妊娠 喘息

 

妊娠 喘息

喘息のある人が妊娠した場合、症状が良くなる人、悪くなる人、変わらない人がほぼ同じ割合になると言われています。妊娠中は胎児の分も酸素が必要なため、母体の呼吸回数は通常よりも多くなります。そんな時に喘息の発作が起きると、酸素の供給が母体の生命維持に偏るため、胎児が酸素不足になり、発育に影響を及ぼす危険性があります。しかし、発作のコントロールができていれば、喘息があっても妊娠や出産をすることに問題はありません。

 

妊娠中は喘息の症状の重さに合わせた治療薬を使います。ただし、妊娠初期は胎児への薬の影響が心配な時期ですから、なるべく内服薬ではなく吸入薬を中心に治療を行います。吸入薬であれば肺のみに作用するので心配はありません。しかし、激しい咳込みのため酸素不足に陥るほど症状が重い場合は、効果の高い飲み薬や点滴、素吸入によって発作を抑え込むことが必要です。こうなると薬の危険性よりも喘息の危険性の方が増すからです。

 

喘息のある人は、妊娠中に発作が起こる原因となるものをできるだけ遠ざけるようにしましょう。症状悪化の2大要素は、喫煙と風邪です。妊娠中にいきなり喫煙することは難しいとされていますから、妊娠前に禁煙しておくことが望ましいです。また、副流煙を避けるために周囲の理解も必要です。風邪は手洗い・うがいの慣行、インフルエンザの予防接種などで防ぎましょう。

 

 

妊娠中の心配事>妊娠 脱毛

 

妊娠すると、多くのエステ屋で脱毛の施術を断られます。妊娠中の脱毛って、そんなに危険なのでしょうか?例えば、光脱毛やレーザー脱毛が、放射線のように胎児に悪影響を及ぼしたりするのでしょうか?まず、光脱毛やレーザー脱毛などの施術が子宮や胎児に直接的な影響を与えることはないと言われていますが、エステ側が妊婦への施術を断る理由には、以下のようなものがあります。

 

@妊娠中は体毛が濃くなり効果が薄いから
妊娠中は脱毛してもすぐ生えてくるから効果が薄いとしているエステもありますが、個人的には“妊娠して体毛が濃くなる説“は俗説かなと思います。確かにお腹周りなど今までになかった箇所にムダ毛が生えてくることがありますが、全体的に女性ホルモンが優位にある妊娠中において、体毛が濃くなることは考えにくいです。

 

A妊娠中は刺激や痛みに敏感だから
これはありうる話だと思います。妊娠中は皮膚組織が敏感になっているため、いつもより痛みを感じやすいことは考えられます。施術方法によっては多少の痛みを感じるので、それが刺激になって陣痛が始まるおそれについて言及しているエステもあります。おそらくエステ側が妊婦への脱毛をお断りしている理由は、体調が急変しやすい妊娠中の施術で万が一のことが起きた場合、例え落ち度がなくても責任追及されることへの自衛的な目的があるのではないかと思います。

 

しかし、妊娠中は、エステをはじめ、たとえ市販の脱毛クリームであっても使わないほうがいいかなと私は思います。どうしても脱毛が必要な場合は、肌を傷つけるリスクが少なく比較的安全なT字かみそりでの処理が胎児への影響も無くおススメです♪と私はいつもお答えしています。

 

 

妊娠中の心配事>妊娠 ゲップ

 

ゲップとは、胃に溜まったガスが食道を通って口から放出される現象です。妊娠中には吐き気や胸やけなど消化器系の変化が起こります。これらの諸症状をまとめて「つわり」と呼びます。ゲップもつわりの症状の一つと考えて良いでしょう。特に妊娠初期に多い症状です。どうして妊娠中にはゲップがよく出てしまうのでしょうか?

 

妊娠すると大量に分泌されるプロゲステロンというホルモンは、腸の動きを抑制する作用があります。そのため、食物や胃酸は通常よりも長く胃の中にとどまることになります。また、胃の入り口の筋肉が弛緩したり、子宮が大きくなって胃が押し上げられたりすることによって、逆流性食道炎になり、ゲップを誘発します。胸やけやゲップをおさえるには、いくつか方法があります。

 

<妊娠中のゲップを改善する方法>

  • 少量を小分けにして食べる
  • 食後すぐ横にならない
  • 寝る数時間前は食べない
  • 右側を下にして寝る(胃の消化物が下がりやすい)
  • 消化に時間のかかる食物を避ける(脂っこいものなど)
  • 食前に乳製品を食べる(胃をコーティングする)

妊娠中は胃酸の量が減少するために消化不良になりやすいのですが、反面胃潰瘍が改善するなどの副効用があります。ゲップは不快な症状ですが、つわりの症状が治る頃にはおさまってきます。