妊娠初期の不安や疑問

妊娠のことなら!!【妊娠大事典】>妊娠初期の不安や疑問

 

 

妊娠をすると、あれこれ心配なことや疑問点、不安なことなどが生じてくることが多いです。ほとんどの妊婦さんが抱く心配、疑問、不安をまとめてみました。

 

妊娠初期

妊娠したら、まず何をしたらよいのでしょうか?妊娠したら注意すべきことはたくさんありますが、特に重要なものには、産院選び、働いている人は仕事の調整、そしてライフスタイルの見直しが挙げられます。妊娠したら必ず妊婦健診を受けましょう。妊娠判定をしてもらった病院でもいいですし、ここで出産したいと思った産院でもいいです。産院選びは特に近年重要になってきています。というのは、医師不足などで分娩を扱う病院が減り、自分が住む近くにあったとしても、患者がいっぱいで分娩予約が取れない場合があるからです。地域によってはそもそも選べる状況にないこともあります。なので、妊娠したら早めに産院を決めておくようにしましょう。

 

働いている人は、妊娠したら職場に報告して仕事の調整をしましょう。妊娠中は体に負担が重い業務は避けるべきですし、長時間労働や時間外労働も法律で禁止されています。仕事内容や部署の変更、引き継ぎ、産休期間や復帰の時期など、職場の人と相談して無理のない状態にしておきます。育児休業給付金、出産手当金など、妊娠・出産に関するお金の確認もしておくとよいですね。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 痛み〜

 

妊娠初期には、体に何らかの痛みを感じる人が少なくありません。痛みを感じる箇所は人それぞれで、最も訴える人が多いのが下腹部です。また、ホルモンの影響で胸が張ったりして痛みを感じる人も多くいます。その他、腰痛も妊娠初期症状としてよく報告されています。妊娠初期の痛みとして最も一般的な腹痛ですが、軽い痛みで出血を伴わなければ、ほとんどの場合問題ありません。しかし妊娠初期は流産しやすい時期なので、 重くて長引く鈍痛には気をつけなければいけません。切迫流産であれば、対応さえすればすぐに流産してしまうわけではありません。切迫以外の流産や子宮外妊娠の場合は緊急を要します。

 

また、妊娠初期には、胸の張りや胸部の違和感を感じたり、乳首が敏感になって痛みを感じることがよくあります。これも典型的な妊娠初期症状の1つで、妊娠初期に分泌される黄体ホルモンの影響によるものです。徐々に落ち着いて行くものなのですが、中期や後期になって胸が大きくなるとまた起きてしまうかもしれません。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 兆候〜

 

妊娠初期

生理予定日なのに生理が来ない」のをきっかけにして妊娠に気づく人は多いと思いますが、 生理予定前の妊娠初期症状で妊娠の兆候に気づく人もいます。その時期を「妊娠超初期」といい、その症状を「妊娠超初期症状」といいます。妊娠初期は15週までですが、その最初の時期ですね。まず妊娠週数の数え方ですが、最終月経開始日を妊娠0週0日とします。すると、妊娠1週目はほとんどの人が生理中ですね。そして排卵がある月経後10日前後までは、まだ妊娠はありえない状態です。その後排卵があり、運よく精子と受精できたら、妊娠となります。

 

敏感な人であれば、この受精後すぐの段階で何らかの兆候を自覚する場合があります。ちなみに私は今現在3人の子どもがおりますが、3人とも受精した瞬間が分かりました。なんか、カチッとはまったような、鍵がカチッとはまったような感じがしました。 そして、数日もすると風邪の初期症状のような体調の悪さを感じるようになります。この時期、風邪薬など飲まないように注意してください。 少なくとも避妊しないで性行為を行った後は妊娠の可能性がかなり高いですから、食品の選択はじめ、薬摂取に関してはかなり慎重になってください。

 

他に体験した人の感想によると、妊娠超初期の症状としては、「なんとなくだるい、お腹がきつく感じる」など、妊娠初期の症状に似ているようです。感じ方は人それぞれで、もちろん何も感じないままの人もいます。このような超初期の段階で妊娠初期の兆候を感じたとしても、妊娠検査薬ではまだ陽性反応はでませんし、病院に行っても「もうしばらくしてからまた来て下さい」と言われてしまいます。もうしばらく様子を見るしかありませんが、本当に妊娠初期のような症状を感じたら、妊娠判定が出る前でも、薬の服用、お酒、たばこなどに注意を払っておいて損はありません。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期の胎児の様子・母体の変化〜

 

妊娠初期とは、妊娠1週から妊娠15週までのことです。この4ヶ月で胎児は人間が生きていくのに必要な臓器や器官をほぼ完成させます。母体には様々な妊娠初期症状があらわれます。妊娠初期には流産の危険性があり、また胎児の発育において非常に重要な時期ですから、体調にはしっかり気をつけておきたいですね。妊娠初期の4ヶ月で、胎児は0.2mmほどの胚子から、18cmほどの胎児に成長します。

 

この変化の大きさからしても妊娠初期がいかに大切な時期かが分かります。最初は魚か爬虫類のような形をしていますが、だんだん尾が消失して手足ができ、顔ができて人間らしくなっていきます。母体は妊娠初期においてはお腹のふくらみもなく目立った見た目の変化はありませんが、体調には大きな影響があります。

 

早い人は妊娠2ヵ月時点ですでにつわりが始まっています。その他、疲れやだるさ、胸やけ・吐き気、味覚の変化、頻尿・便秘、まれに出血などの妊娠初期症状がみられます。しかし感じ方には個人差があるので、まったくつわりのないまま出産をむかえる人もいます。妊娠初期には病院で妊娠証明書をもらい、役所に提出して母子手帳の交付を受けましょう。これで定期健診や必要な検査が無料で受けられます。通常8〜11週の間に初回妊婦健診があり、その後一般的に3〜4週間に1回の定期検診があります。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期の注意点〜

 

妊娠初期

妊娠初期に限らず、妊娠中は注意すべきことがたくさんありますよね。しかし、妊娠初期は赤ちゃんの大切な臓器や器官が作られる時期であり、また流産の危険性がある期間ですので、特に重点的に気をつけておきたい事があります。ここでは、出血、アルコール、タバコの危険性について取り上げます。妊娠初期の段階で出血があると、誰でもびっくりしますよね。でも、妊娠初期における出血はすべてが流産によるものとは限りません。着床出血や絨毛下出血ということもあり、この場合は問題のない出血です。

 

しかし、鮮血が大量に出たり、茶褐色の出血が長く続く場合は注意が必要です。すぐに病院に相談するようにしましょう。とは言え、妊娠中は少量の出血でも心配になってしまいますよね。現に私は、病院に行く前に妊娠検査薬で妊娠を確認し、その1週間後くらいに少量の出血があり、心配であわてて病院に駆け込んだことがあります。が、異常無しでした。ちょっとでも心配だなと思ったらお医者さんの判断を仰ぐほうが安全安心ですね。

 

妊娠初期で、胎児に影響があるほど大量にアルコールを摂取した場合、流産してしまうリスクが高まります。仮に流産しなかったとしても、生れた子供に発達障害や行動障害、体の奇形がともなうケースが報告されています。流産や障害の原因がアルコールだと決めつけることはできませんが、脳や体の発達の妨げになるおそれが強いので、妊娠初期の飲酒には特に注意が必要です。妊娠初期に限らずですが、妊娠中のタバコは絶対にやめるようにしましょう。 喫煙は母体の血流が悪くなり胎児が酸素不足になるため、先天性異常やダウン症の危険性が高まります。ママだけでなく、近くで喫煙する人がいることも影響するので、周囲の人の協力も必要です。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 出血〜

 

妊娠初期において出血がると、つい「流産」を連想してしまいますが、流産でなくても妊娠初期に出血する人は結構いるそうです。出血の原因は様々で、 問題がないものから緊急のものまであります。まず、生理的なもので特に問題のない出血は、「着床出血」と「絨毛性出血」です。

 

着床出血は受精卵が子宮壁に着床する際におこる出血で、絨毛性出血は受精卵が子宮内膜に絨毛という根っこをはる時、母体の血管が切れて出血するものです。胎盤が完成する15週までには落ち着きます。また、おりものに少量の出血が混じっている場合は、「膣炎・膣びらん」または「子宮頚管ポリープ」かも知れません。妊娠中は膣炎になりやすいのですが、子宮内の出血ではないので基本的に問題ありません。必要があれば薬で治ります。子宮頚管ポリープの多くは良性のイボです。簡単な切除術で取り除けますが、妊娠初期は流産しやすいため、分娩時に影響するようなケースでなければ手術することは少ないです。

 

茶褐色の出血が続く場合は「子宮外妊娠」の可能性があります。卵巣や腹腔内に受精卵が着床してしまった妊娠で、遅かれ早かれ自然流産します。残念ながら流産による出血もあり得ます。妊娠初期に出血が続き、塊のようなものが出てきたら流産している可能性があります。下腹部に痛みがなくても流産の可能性があるので、妊娠初期の出血は早めの診断が必要です。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 腹痛〜

 

妊娠初期

妊娠初期から中期にかけて、お腹が張るような軽い腹痛を訴える方が結構いらっしゃるようです。下腹部のあたりに鈍痛のような痛みを感じる、チクチク刺すような感じがする、生理痛に似ている、などと言われています。このような妊娠初期の腹痛は、これから子宮が急激に大きくなろうとしている痛みではないかと考えられています。お腹が張ったような痛み、チクチクするような痛みであれば大丈夫です。日常生活に支障がないレベルで、出血も見られないようでしたら、特に問題はないかと思います。しかし、重い生理痛のような痛みで、どんどん辛くなるようでしたら注意が必要です。

 

また、妊娠初期症状として、便秘や下痢になる人がいますが、それも腹痛の原因になります。他の腹痛との見分けがつきにくいのであれば、ためらわずに受診して原因をはっきりさせましょう。妊娠初期において気をつけたい腹痛は、流産によるものと子宮外妊娠によるものです。妊娠初期の流産の確率は、およそ15〜20%あり、多くは切迫流産です。妊娠初期の12週未満によくある流産で、下腹部の強い痛みと茶褐色やピンク色の出血があります。子宮外妊娠はおよそ1%の確率で発生し、ほとんどの場合は自然流産してしまいますが、卵管内などで受精卵が成長してしまうと、卵管や卵巣が破裂して激しい出血と腹痛を起こします。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 生理〜

 

妊娠初期にあらわれる症状として、月経予定日前後の出血があります。ちょうど月経予定日に当たるために、「妊娠しているのに生理が来た!」と驚かれる方も少なくありません。妊娠初期の月経予定日周辺の出血は、「着床出血」または「月経様出血」と呼ばれるものです。もちろん、生理ではありません。排卵日から約2週間後、受精卵が子宮内膜に着床する際に、母体の血管を傷つけてしまうために起こる出血です。着床出血の場合、生理時のような下腹部痛やお腹の張りは感じないようです。色は薄め、少し茶色がかっていることが多いです。

 

妊娠初期には、このような出血が1日〜1週間程度続きます。全く出血が見られない方もいらっしゃいます。妊娠初期の中でも早い段階の話なので、まだ妊娠に気づいていない人も多く、そういった人は着床出血を生理だと勘違いして、そのまま過ごしてしまうことがあります。生理が来たから妊娠はしていないと確信してしまい、そのまま1ヶ月経つのは非常に心配なので、生理と着床出血の違いを知っておきたいですね。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 便秘〜

 

妊娠初期
妊娠して便秘になったという話は本当によく聞きますよね。なんと妊娠初期には40%〜50%の人が便秘になると言われています。なぜ、妊娠すると便秘になってしまうのでしょうか?実は、妊娠初期と中期・後期では、便秘の原因が異なります。妊娠中期から後期の場合は、どんどん子宮が大きくなって腸を圧迫するために起こりますが、妊娠初期の場合は、大量に分泌された黄体ホルモンが腸の動きを妨げるために起こります。これは、流産しやすい妊娠初期において、赤ちゃんが母体にしっかり根付くように、腸の動きを最低限に抑えようとする目的のためです。

 

今までも生理前は便秘がちだったという人もいると思いますが、それと同じ現象です。ただ、妊娠中はホルモンの量もケタ違いなので、妊娠前までは便秘知らずだったという人でも便秘になりやすくなります。妊娠初期に限らず、便秘の解消には食生活の見直しと適度な運動が効果的です。特に食物繊維が豊富な食事メニューを、朝・昼・晩と規則正しく取ることがポイントです。しかし、妊娠初期にはつわり中の人も多いでしょうから、必ずしも便秘解消に効果的な食事ができるとは限りません。どうしても難しい場合は、医師に相談して妊婦用の便秘薬を処方してもらいましょう。産婦人科で処方される薬であれば安全です。
くれぐれも、自己判断で市販薬を使用しないで下さい。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 夫婦生活〜

 

妊娠初期

「妊娠初期ってまだ不安定だから、エッチはしない方が良いのかな?」と考えてしまう人も多いと思います。しかし、結論から言って妊娠経過が順調で、切迫流産や切迫早産などの危険性を指摘されていないのであれば、妊娠初期においても夫婦生活Hをすることには問題はありません。まだ胎盤がしっかりしていない妊娠初期は夫婦生活Hを控えた方がいいと考える人もいるようですが、日本性科学会によると、夫婦生活Hが直接の流産の原因になることはほとんどないそうです。妊娠中の夫婦生活Hに関しては誤解も多く、例えば精液が子宮収縮を促すのでダメだとか、オルガニズムを感じるとお腹が張って危険とよく言われてきましたが、いずれも根拠の薄い説です。

 

妊娠初期に限らず、妊娠中の夫婦生活Hで注意すべきなのは、細菌感染と体位の方です。細菌感染がひどくなると早産のリスクがあります。普段膣の中は乳酸菌が他の細菌を繁殖させないように守っていてくれていますが、何らかの原因で乳酸菌が減ると、雑菌が増えてしまいます。妊娠中は、胎児を守るほうにばかり母体のエネルギーが自然分配されていますので、母体の免疫力が非常に低下している状態です。雑菌にはセックスで感染するものも含まれるので、妊娠中のセックスにはコンドームを使う必要があります。妊娠中のコンドーム無しの夫婦生活Hによって多くの妊婦さんが治療を必要とされています。特に30代以上の方は要注意です。コンドームをつけれいれば大丈夫です。

 

体位に関しては、どれが良いというわけではなく、ママが苦しくなければ問題ありません。妊娠初期ではつわりなどで性欲がないという人もいるでしょうが、したい場合は特に我慢する必要はありません。夫婦仲が良いことは、赤ちゃんにとっても悪い事ではありません。又、妊娠中で気が乗らないからと拒絶ばかりしていると夫婦仲がしだいに壊れていく可能性が非常に高まりますので、お互いを思いやった言動が大切なことはいうまでもありませんね。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 体温〜

 

妊娠初期 体温

妊娠初期に、何だか熱っぽくて体がだるいと思ったことはありませんか?妊娠初期には基礎体温の高温期が20日以上続くといった特徴があります。生理予定日くらいから2〜3週間、体温が微熱くらいの高さになるのは、妊娠初期症状のひとつです。妊娠初期における体温は、おおよそ平熱の1℃から2℃くらい高くなります。このくらい体温が上昇すると体調にも影響します。 ほてりや体のだるさを感じるようになり、ちょうど風邪を引いているような熱っぽさを覚えます。 この時点で妊娠に気づいていない人は、つい風邪薬に手を出してしまいがちですが、できるだけ妊娠中の薬の服用は避けたいところですよね。

 

普段から基礎体温をつけている人であれば、早いうちに妊娠に気づくことができます。通常、基礎体温は排卵日に低温期から高温期に移り、いつもなら14日程度で低温期に戻るのに、高温期が20日程度続くようであれば、既に妊娠初期にある可能性が高いです。しかし、逆に妊娠していないのに高温期が続く人や、妊娠しているのに高温期がないという人もいます。基礎体温はその時の体の状態や体質の違いがありますし、きっぱりと「ここからここまでが高温期」と明確な測定結果が出るとは限らないので、これ1つで妊娠の判定をするというのは、実際には難しいかも知れません。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 風邪〜

 

妊娠初期 風邪

妊娠初期の症状は、風邪を引いている時と似ていると言われています。基礎体温が高温期にあるため微熱のような熱っぽさを感じることと、頭痛や悪寒、だるさや眠気などの妊娠初期の症状が風邪を思わせるためだと考えられます。このような風邪っぽい症状が現れやすいのが妊娠初期の妊娠4週〜妊娠6週くらいからですから、まだ妊娠に気づいていない人もいます。よく「妊娠とは気づかなくて風邪薬を飲んでしまった!」と心配される方がいますが、通常の服用であれば、ある程度は問題ないとされています。しかし、妊娠が分かっている人は、妊娠初期は胎児の重要な器官が形成される期間ですので、万全を期すために安易に市販の薬に頼るのはやめましょう。

 

とはいえ、妊娠初期に本当に風邪を引いてしまう場合もありますよね。妊娠中は薬が飲めないから風邪を引いてはいけないと言いますが、何しろ妊娠期間は長いですから、完全に風邪をシャットアウトするのは難しいです。妊娠初期は流産しやすい時期とはいえ、少し風邪を引いたくらいでどうこうなるものではありません。大切なのは風邪を長引かせないことと、自己判断で薬を飲まないことです。体に負担の大きい生活を改め、風邪の症状がつらい場合は医師に相談して妊婦にも安全な薬を処方してもらいましょう。

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 薬〜

 

妊娠初期 薬
妊娠中の薬の服用には注意が必要ということはよく聞きますが、実際のところどうなのでしょうか?そんなにも薬は危険なのでしょうか?実は、それほど神経質になるほどには、胎児に影響がないことが分かっています。市販の薬を常識の範囲内で使用するのであれば、なおさらです。

 

ただ、「使用時期」と「薬の種類」によっては、胎児に悪影響を与えてしまう危険性が増すので、注意が必要です。特に要注意なのが、妊娠初期です。妊娠初期は胎児が生存のための器官を形成している時期なので、薬の「催奇形性」作用によって胎児に先天異常が起こってしまうかも知れないのです。

 

ただし、何もしなくても先天異常は100人に2人くらいはおきるものですし、妊娠初期の薬の服用による奇形の発生は、奇形全体の1%程度と言われています。特に妊娠初期に服用してはいけないような危険な薬は、医師による厳重な管理のもとで使用されているはずです。C型肝炎治療薬、ビタミンA誘導体、抗がん剤、一部のホルモン系の薬などは「催奇形性」があることが分かっており、妊娠初期どころか使用中は妊娠しないように注意されます。このように、あまり過敏に薬を避ける必要はありませんが、妊娠初期、特に2ヶ月頃は最も胎児が薬の影響を受けやすい時期ですので、薬の種類、用法・用量などはよく医師か薬剤師に確認するようにしましょう。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 つわり〜

 

妊娠初期に多い「つわり」というものは、本当に不思議な現象です。妊娠初期の妊婦さんの8割が経験すると言われるくらい一般的なものなのに、いまだに原因が解明されていません。ホルモンによる影響ではないかと考えられていますが、そのメカニズムは全く分からないのです。期間や症状が人それぞれなのも、つわりの不思議なところです。つわりは妊娠4週〜妊娠16週の間になる人が多く、妊娠初期の期間とほぼ重なります。しかし人によっては1ヶ月もしないうちに治ってしまう人や、陣痛が始まるまでずっとつわりだった、と言う人もいます。また、気持ち悪くて何も食べられないという人もいれば、空腹になると吐き気がするという人もいます。

 

妊娠初期 つわり

その他、「気の持ちよう」で症状が重くなったり軽くなったりすることが多いのが特徴です。「実家に帰ったら楽になった」という人や、逆に「仕事をしている方が気が紛れて楽」という人もいます。妊娠初期は味覚が変わる人が多いのですが、何を好むのかも人それぞれです。妊娠初期には、「悪阻」になってしまう人もいます。妊娠悪阻は日常生活が送れないほどつわりの症状が悪化することです。もともとつわり自体がつらい症状ですが、悪阻と診断されるのは以下のような場合です。

  • 食事はおろか水分も受け付けない
  • 体重が5kg以上(体重の10%)減る
  • 1日に5回以上嘔吐する
  • 尿にケトン体が含まれる

ここまでくると点滴や入院が必要になってくるので、ひどいつわりは我慢せず、医師に相談するようにしましょう。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 下痢〜

 

妊娠初期の下痢は、妊娠により大量に分泌されたホルモンの影響で自律神経の調整が乱れるために起こります。 腸の動きは自律神経によって管理されているので、自律神経が乱れると便秘や下痢になりやすいのです。どちらかというと便秘になる人の方が多いようですが、中には下痢になったり、あるいは下痢と便秘を繰り返す人もいるようです。どちらにしても、原因は同じです。 妊娠初期は流産の心配があるせいか、ひどい下痢が続くと心配される方が多いのですが、 下痢で流産することはありませんので安心して下さい。

 

下痢によって子宮が収縮することはあるようですが、妊娠初期ではまだ子宮も小さいですから影響はありません。下痢も一時的なものですので、妊娠初期が終わって安定期に入る頃には治まる人がほとんどです。 水分補給だけしっかりするようにして、あとは自然治癒を待ちましょう。あまりにも症状が辛い場合は、医師に薬を処方してもらえます。たいていの場合ビオフェルミンなどの乳酸菌製剤なので、薬の影響が心配な妊娠初期でも問題ありません。妊娠中はできるだけ自己判断で市販の薬を飲むのは避けたいですし、原因が異なるため効果がないかも知れません。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 腰痛〜

 

妊娠初期 腰痛

妊娠初期には、まだお腹が大きくなっていないにもかかわらず、腰痛になることがあります。腰痛は妊娠初期症状のひとつです。妊娠初期における腰痛は、「リラキシン」というホルモンが原因です。リラキシンは「子宮弛緩因子」とも呼ばれ、骨盤の関節にある結合組織やじん帯をゆるめる働きがあります。こうすることで出産の際に胎児が骨盤の中を通りやすくするのです。骨盤はその上の背骨や首・頭を支えている骨ですので、骨盤がゆるむと姿勢を維持することができません。そのため、骨盤の周りの筋肉やじん帯がゆるんだ関節を支えようとして緊張するので、腰痛が起こると言われています。

 

基本的に分娩を補助するための機能ですが、妊娠初期からもこのホルモンが分泌されるようになるため、妊娠初期から腰痛になってしまう人が多いです。特に、普段あまり運動をしていないため骨を支える筋肉が少ない人や、姿勢が悪く骨格が歪んでいる人は、痛みがひどくなると言います。また、腰だけでなく、恥骨や足の付け根、お尻の上の方などが痛む人もいます。これは、骨盤のつなぎ目がいくつもあるためです。このような妊娠初期の腰痛には、ストレッチやヨガ、腰痛体操などで腰部の血行を促進して緊張を和らげることが有効です。また、妊婦用のサポートベルトや帯なども症状を楽にしてくれます。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜娠娠初期 食事〜

 

妊娠初期 腰痛

妊娠初期の食事について、気をつけるべきことは一体何でしょうか?   キーワードは「栄養素」、「つわり対策」、「便秘対策」です。まず、妊娠初期が大切な過渡期であるからと言って、特に食事制限などをもうける必要はありません。しかし、なるべく摂っておきたい妊娠初期におすすめの栄養素はあります。妊娠初期に葉酸やビタミン類を十分摂れば、胎児の奇形を予防すると言われています。食事から摂るのが望ましいですが、つわりや好みなどで難しい場合は【パティ葉酸サプリ】でもかまいません。ただし、葉酸やビタミンAは不足してもいけませんが過剰摂取しても危険なので、サプリメントの場合は1日の摂取上限をきちっと守って摂るようにしましょう。

 

妊娠初期のつわりのために通常の食事ができない人は、無理をすることはありません。「食べたい時に、食べたいものを、食べたい量で」くらいの感覚で十分です。胎児分の栄養はちゃんと備蓄されているので、栄養不足になることはありません。 気をつけるべきは水分不足です。特に嘔吐してしまうほどつわりのひどい妊婦さんは、水分をこまめにとることを忘れないようにしましょう。妊娠初期はホルモンの影響で腸の働きが悪くなり、便秘になりやすくなります。適度な運動と、便秘に良いとされる食事によって乗り切りましょう。便秘の解消に効果的なのはやはり食物繊維でしょう。野菜類を中心としたメニューが効果的です。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 胃痛〜

 

妊娠初期には、つわりの症状のひとつとして、胃痛に悩まされる人もいます。吐き気がある上にお腹が痛いなんてまさに踏んだり蹴ったりですが、妊娠初期には比較的よく見られる症状です。妊娠初期における胃痛は、胃酸過多が原因でおこることが多いです。妊娠中期・後期でも胃酸過多による胃痛・胸やけがありますが、これは大きくなった子宮に胃が押されて逆流性食道炎になるためです。妊娠初期の場合は、つわりで規則正しい食事ができなかったり、ホルモンの影響で自律神経が乱れたりするために、胃酸が出過ぎて胃が傷つくための胃痛だと考えられます。

 

妊娠初期は、精神状態が不安定になり、ストレスを感じやすくなっている時期です。胃はストレスを敏感に感じ取る臓器ですので、妊娠によるストレスで胃痛になるということも考えられます。妊娠初期の胃痛が辛くてがまんできない場合は、医師に相談しましょう。妊婦にも安全な薬の処方や、食事の指導などをしてもらえます。胃酸過多が原因の場合は、胃酸の分泌をおさえるのに効果的な食品があります。代表的なものがヨーグルトです。乳酸が胃酸の分泌をコントロールしてくれます。また、牡蠣に含まれているカルシウムには神経を鎮静化する作用があり、胃酸過多にも効果があります。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 頭痛〜

 

妊娠初期 頭痛

妊娠初期には頭痛を訴える妊婦さんが少なくないのですが、実は妊娠が直接の原因となって頭痛を引き起こすことはありません。つわりなどと同様、一般的な妊娠初期の症状なのですが、原因が分かっていないため、適切な治療法も明確ではありません。妊娠初期の頭痛は、妊娠が直接の原因ではありませんが、妊娠によって精神的に不安定になることや、ホルモンバランスの変調で頭痛になるのではないかというのが有力な説です。しかし、器質的な問題ではないため対処法もはっきりしないという、とても厄介な症状なのです。もともと頭痛は原因や対処法がさまざまで複雑な病です。

 

例えば、血管の炎症による偏頭痛の場合は、冷やしたりして血管を収縮すると改善します。しかしコリやストレスによる緊張性頭痛の場合、逆に温めたり運動したりして血行をよくすることで改善します。妊娠初期の頭痛がどの頭痛の種類にあたるかによって、対処法も変わってくるということです。共通しているのが、ストレスが原因になりやすい、という点です。妊娠初期は体調の変化や不安や不満などでストレスを感じやすいですが、なるべくリラックスできる環境を作ることが、頭痛解消の特効薬となるでしょう。なお、妊娠初期はむやみに市販の頭痛薬などを使用せず、医師に相談するようにしましょう。既に飲んでしまった人は、薬の種類などをメモして持参するとよいでしょう。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 旅行〜

 

妊娠初期 旅行

安定期に入ったら旅行やスポーツをしてもほぼ大丈夫と言われていますが、妊娠初期の場合はどうでしょうか?気分のリフレッシュになるでしょうし、絶対にダメと言うわけではありません。しかし、妊娠初期はまだ安心できる状態ではない時期なので、さまざまなことに配慮した上で、無理のない旅行になるように計画しましょう。また、旅行を計画しようかという時、旅行出発前にも必ず産婦人科医の診断を受け、許可を得られると安心ですね。

 

まず、日程に余裕のある短い旅行にした方が良いでしょう。移動距離や移動手段も体に負担がないものを選びます。乗り物は電車が一番好ましいです。車に座っている姿勢は長距離になると妊婦には負担になります。飛行機は妊娠初期の間は避けるようにしましょう。一般的に飛行機の搭乗に問題がない妊娠時期は妊娠12週〜妊娠28週頃と言われています。

 

妊娠初期に海外旅行に行くことはおすすめできません。まず日程が長くなりますし、移動手段も飛行機を使うことが多いからです。また、国内であれば健康保険証と母子手帳があれば、もしもの場合も安心ですが、海外の場合は言葉も通じませんし保険も効きません。医療体制も日本ほどのレベルを期待できないかも知れません。つまり、妊娠初期の旅行は、近場の国内旅行くらいにとどめておくのが良いでしょう。計画にもゆとりをもって、少しでも異変があればすぐ中止にするくらいの心構えでいるといいですね。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 運動〜

 

妊娠初期 運動

妊娠初期は、どの程度なら運動やスポーツをしても良いのでしょうか?妊娠初期は妊娠中期などと違い、胎盤も完成していない不安定な時期です。体を動かして体力をつけることは良いことですし、気分転換にもなりますが、妊娠初期の場合は激しい運動は避け、散歩などのゆったりした動きにとどめるようにしましょう。

 

では、具体的にどのようなスポーツであれば、妊娠初期にも許可されるものでしょうか?担当の医師によって意見が分かれるかもしれませんが、母性保護産婦人科医会によると、 妊娠前から続けていた人であれば、ゴルフやテニス、軽いジョギングくらいなら、妊娠初期でもやっても良いとあります。いずれも楽しむ程度であれば問題ありませんが、競技形式や、やっているうちに熱くなってしまう人などは、やめておいた方が良いかも知れません。

 

妊娠初期に避けるべき運動は、転倒の危険があるものや、体を冷やすものです。例えば、スキーやスノーボードは体を冷やす上、激しい転倒の恐れがあり、絶対に許可されません。また、水泳は妊婦にも良いとされていますが、温水でないプールや海水浴などは、体温を奪われ体を冷やすのでやめておきましょう。以上のことは一般的な正常妊娠の例であり、早産の危険性や妊娠中毒症、貧血、発育遅滞、前置胎盤、羊水異常などの状態の人は、これらにあてはまりません。いずれにしても、担当の医師との細かいコミュニケーションが大切です。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 アルコール〜

 

妊娠初期に限らず、妊娠中全期 通して、アルコール摂取には厳重な注意が必要です。妊娠中に飲酒をすると、流産や死産、無事に生まれた赤ちゃんにも重大な異常が生じることがあります。妊娠中にアルコールを常用すると、「胎児性アルコール症候群」という奇形や障害などの異常が、赤ちゃんに起こる事が分かっています。妊娠初期の飲酒では、上唇が薄いなどの特異顔貌などの奇形が生じ、妊娠中後期では発育遅滞や中枢神経障害が生じると言われています。アルコールは胎盤を通過して胎児に長時間影響を与え、細胞の増殖や発達を妨げるためです。一般的に飲酒量が多いほど障害のリスクが大きいですが、どの程度なら胎児に影響を与えずに済むのでしょうか?あくまでも目安ですが、

  • 1日あたりワインをグラス1杯、または
  • 日本酒コップ半分、または
  • ビール350mlくらい

であれば、胎児への影響はないというデータもあります。しかし、アルコールの影響度には個人差があるので、一概に「ここまでが安全」と線引きすることはできません。「友達は妊娠初期から毎日飲酒をしていたが、元気な子を産んだ」という話を聞いても、自分に当てはまるかどうかは分かりません。ですから、お医者さんによっては「妊娠初期でも1杯くらいなら」と言う人もいれば、「絶対に一滴もダメ」と言う人もいます。ですが、たいていは「やめておきましょう」と言われます。

 

 

妊娠初期の不安や疑問〜妊娠初期 乳首〜

 

妊娠初期 乳首

「乳首が敏感になる」、「乳首がひりひり痛む」、「乳首に張りを感じる」といった乳首のトラブルは、妊娠初期に起こりやすい症状です。同時に胸の張りや違和感を訴える人も多いようです。妊娠初期の乳首の張りや痛みは、ホルモンが原因でおこります妊娠すると卵巣から分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)、胎盤ができていれば胎盤から分泌されるヒト絨毛性性腺刺激ホルモン、プロゲステロン、エストロゲンおよびヒト胎盤性ラクトーゲンといったさまざまなホルモンが、母乳を出すための準備をはじめます。そのため、妊娠初期から乳腺の発達がすすみ、乳首に痛みや張りを感じるのです。

 

妊娠初期の乳首の変化は、生理前の胸のトラブルに似ているという意見が多く見うけられます。それもそのはず、黄体ホルモン(プロゲステロン)は生理前に分泌されるホルモンです。妊娠前はこれによって月経周期が決まりますが、妊娠すると出産まで子宮内膜の機能層が維持されて、生理は来ません。妊娠初期の乳首の痛みは徐々になくなっていくはずですが、今度は胸が大きくなってくる中期や後期にまた痛くなってくるかもしれません。改善するには、肌触りが柔らかく締め付けの少ない下着を選び、刺激を少なくするようにしましょう。 妊娠初期の段階では、特に母乳マッサージなどは必要ありません。逆に乳首への刺激は流産を促す行為ですので安定期になり、産婦人科の看護婦さんから指示がでるまでは乳首への刺激は慎んだほうが懸命です。