妊娠後期の不安や疑問

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妊娠後期の間に、赤ちゃんは身長が40cmから50cmにまで成長します。妊娠中期までと比べると成長がゆっくりに見えますが、それでも体重は1500gから3000gにまで倍増します。内臓の形や機能はほぼ完成し、音や光、味やにおいに対する五感も敏感になります。 脳が発達して快・不快の感情が生まれます。妊娠後期には、ママの体にはたくさんの不快な症状があらわれます。お腹が大きくなりますから、背中・腰・足の付け根などに痛みを覚えます。また、便秘や痔になる人も多く、頻尿や尿漏れなど、女性にとっては非常に嫌な症状が出ることも。

 

体重が増える上、内臓全体が押し上げられるため、息切れ・動悸がおこりやすくなります。そして妊娠後期に最もよくある症状は、むくみです。通常時よりも体内の水分量が増えるからです。妊娠後期のママは、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病に注意しましょう。原因は体質にもありますが、たいていは生活習慣の管理ができていれば避けられます。 元気な赤ちゃんを産むため、もう少し頑張って下さい。

 

 

妊娠後期の不安や疑問〜妊娠後期 体重〜

 

妊娠後期

妊娠中はやたらと「太っちゃダメ」とうるさく言われるので、妊婦さんには耳の痛い話かも知れません。でも、本当に体重の増えすぎは危険なのです。肥満は妊娠高血圧症行群や妊娠糖尿病などの、胎児にとって命にかかわるような病気を引き起こします。また、産道が狭くなったり微弱陣痛になったりすることで難産になります。産後、体重を元に戻すのも大変です。特に妊娠後期は急激に太りやすいと言われています。

 

妊娠中はもともと太りやすいのですが、妊娠後期は味覚の変化で急に甘いものが欲しくなったり、またお腹が重くなる、産休や里帰りなどで体を動かさなくなるなどの理由で余計に体重が増えやすいと考えられています。肥満が危険であるということと、妊娠後期は太りやすいということで、妊娠後期の定期健診では体重についてよく指導が行われます。妊娠後期の終わり(出産間近)頃には、どのくらいの体重増加が適正なのでしょうか?目安としては、身長と体重から算出したBMIから「やせ型」か「標準型」か「肥満型」かを割り出し、適正増加を調べる方法があります。

 

BMIの値 18未満 (やせ型) ・・・・・・・・+10〜12kg
BMIの値 18〜25未満(標準型) ・・・・+7〜10kg
BMIの値 25以上(肥満型) ・・・・・・・・+5〜7kg
(※BMI=妊娠前の体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))

 

 

妊娠後期の不安や疑問〜妊娠後期 むくみ〜

 

妊娠後期には、誰でも少しはむくみます。靴がきつい、靴下の跡がくっきりつく、指輪が抜けないなどの自覚症状があります。妊娠後期は血中の水分量が多いためにむくみやすい時期です。妊娠後期の妊婦さんの半数近くがむくみの経験があると言われています。妊娠後期のむくみの対策としては、
@足を高くして寝る、
A塩分や香辛料を摂りすぎない、
B締め付けない下着や靴下をつける、
C疲れたらゆっくり休むといった方法があります。

 

体内の水分量が増えることがむくみの原因だからといって、水を飲まないのは逆効果です。1日にコップに7〜8杯の水を飲んだ方が効果的です。また、利尿作用のあるカリウムを摂取することもむくみの解消になります。具体的には、バナナ、プルーン、ほうれん草、納豆、昆布などです。むくみがある時の運動は疲れやすくて体に良くありません。 軽い水泳や散歩くらいにとどめましょう。ゆっくりすると言っても、立ちっぱなしでじっとしていたり、座り続けているのもむくみを悪化させます。休む時は横なるのが一番です。妊娠後期の通常の範囲内のむくみであれば問題ありませんが、妊娠高血圧症候群の症状としてのむくみは非常に危険です。

  • 急にパンパンになるほどむくんだり、
  • ひどい頭痛、
  • めまい、
  • 目がチカチカする

などの症状に見舞われたら、時間外でも医師に連絡を取り指示を仰ぎましょう。

 

 

妊娠後期の不安や疑問〜妊娠 臨月〜

 

妊娠後期

臨月とは、妊娠10ヶ月(妊娠36週〜妊娠39週)の時期を指します。長い妊娠生活の中、お腹の中の赤ちゃんと一緒にいられる最後の月です。妊娠して臨月を迎えたら、どのようなことに気をつければ良いでしょうか?厳密に言うと、臨月は赤ちゃんがいつ生まれてもいい「正産期」とは違います。臨月は妊娠36週0日〜妊娠39週6日までの間で、正期産は妊娠37週0日〜妊娠41週6日の間です。 臨月に入っても妊娠36週6日までは早産にあたります。しかし、ここまでくると赤ちゃんもしっかり成長していますから、早産と言ってもあまり心配することはありません。

 

妊娠10ヶ月になると赤ちゃんは体重が2700〜3400g、身長も48〜53cmにもなります。お腹の中はかなり窮屈な状態です。胎動も以前のような大きな動きではなくなります。臨月になると赤ちゃんは体を少し下の方に移動させ、頭を骨盤に固定します。赤ちゃんが下がるとこれまでのような胃を圧迫するような感覚がなくなるため、急に食欲が増します。味覚の変化で甘いものが欲しくなったりしますが、臨月とはいえ妊娠高血圧症などの危険性はありますから、最後まで気を抜かないようにしましょう。臨月になったらいつお産が始まっても大丈夫なように、入院に必要なものをバッグにまとめておくようにしましょう。家族との打ち合わせも大切です。